肛門から出血(鮮血)がある病気って、痔だけなの?

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痔などの肛門の病気の症状は、

  • 出血
  • 痛み
  • 脱出
  • 分泌
  • 痒み
  • 便が出にくい

… などがあげられます。

その中でも痔の症状として顕著なものは出血ですが、
肛門から直腸(肛門から約10cmまでの部分)にある病変からの出血は、一般的には鮮血(まっ赤)だそうです。

この病変の中には、痔ばかりでなく悪性腫瘍も含まれています。
病変によっての出血の違いはあるのでしょうか?

肛門から比較的鮮血(真っ赤)の症状がある病気

内痔核

  • 排便のときに音をたてるように激しく出るもの(走り痔)。
  • 便器にポタポタ垂れるもの。
  • ティッシュに付く程度のもの。
  • 便の表面に鮮血が付着する。

※内痔核の場合、排便時に痛みがない。

血栓性外痔核

  • 血栓の大きさにもよるが、血栓が破れたときにのみティッシュに付く程度の出血。

※血栓部分がジンジンズキズキ痛む。

裂肛(切れ痔)

  • ティッシュに付く程度で、出血量は比較的少ない。
  • 排便の最後にポタポタと出血することもある。
  • 便の表面に鮮血が付着する。

※切れ痔の場合、排便時の強い(鋭い)痛みと真っ赤な肛門出血が特徴。

直腸がん

  • 便に粘液や鮮血?が付着する。

※出血の量は少ない。排便の度に粘液と出血があるのが特徴。進行してくると粘液に混ざって血液(少量)が便に付着するようになる。

※直腸がんと痔が同時に発生していることもあるので注意が必要

直腸がんは、肛門指診(肛門から約7cmまで観察できる)と 肛門鏡検査(肛門から約10cmまで観察できる)で、専門医が診察すれば比較的簡単に診断がつくそうです。

おしりからの出血がすべて“痔”だと自己診断せずに、「変だな!?」と感じたら、受診した方が安心です。